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​statement

“世界でひとりぼっちでいるような感覚”を描いています。世界でひとりぼっちとは、周りに誰もいない物理的にひとりぼっちというよりも、精神的にひとりぼっちというようなイメージです。
私は人間の内面で起こる現象それ自体や、内面で起こったことが無意識の内に外界に表出することに興味があります。まるで夢占いを行うかのように、無意識に描いた絵を分析することで自分が何を描きたかったのかを考えることを、絵を描く楽しみとしています。

私が描く絵にはいつも女児達が登場しています。ひとりで無表情で立っていたり、複数人で揺らぎながら絡んでいたりと描かれ方は様々ですが、どの作品にも共通しているのは“人間の幼児性を描きたい”という思いです。ある人について深く理解するためには、現在の姿を知るのと同じぐらい、その人の中に潜む幼児性に注目することが大事だと思います。自他の境界が曖昧で他人に過度な期待をしてしまったり、両価的な感情を上手く処理できなかたり。私たちがどうしてもぬぐうことの出来ない欠乏感は、内側に潜む幼児性が発露しているのだと考えています。


私は女児を描くこと、そして女児達の絵を発表することを通して、自分自身の幼児性と向き合うことや他者の幼児性を昇華することが出来れば良いと考えています。年齢に釣り合わない幼児性は、時としてその人を突き動かす素敵なエネルギーになることもあります。幼児性と本気で向き合うことは世界でひとりぼっちになるということです。自己実現への旅をともにしてくれるような女児の絵を描くことを目標としたいです。

nekowokaitaii

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